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腰痛肩こり施術の力加減

強い力で揉めば、その分凝りはほぐれると思っていませんか?

「壊す」のでしたら、強い力を加える加えるほど簡単に壊れます。しかし直すのはどうでしょう?壊れたものを治すためには力技と言うよりも体の繊細な反応を利用することの方が求められます。

目次

1、最優先は事故を起こさない(患者さんの体を壊さない)。

「治すより壊すな」

これは私が約20年前、東京の整体の学校での授業で当時の先生がおっしゃっていたことです。その先生は若い頃カイロプラクティックをやっていて、「ぼきっ」と骨を鳴らした瞬間に患者さんの頸椎を損傷させてしまったことがあるそうです。「治すことは難しく、時間もかかるが、壊すのは一瞬で簡単に壊れる」このようにもおっしゃっていました。

別の先生はある整体学校の教員をしていましたが、付属施術院で頸椎損傷の裁判を起こされていたことを知って、危険性のあるその整体法はやめたそうです。

そうでなくても患者さんは自分の体を治したいと思って来院されます。それが逆に悪くなったのでは話になりませんし、お互いが損をするだけですね。

ここ数十年、整体のセミナーに参加して思うのは、なるべく力を使わない、患者さんに負担をかけないソフトな施術法を多くの施術家が求めていると言うことです。受講者数がとても多く、受講者同士で話をしてみても、事故のリスクが高い施術法は避けたいと話していました。

2、力加減は体の反応に従う

施術の相手は生身の人間です。石や鉄のような無機質の物体ではありません。
暑ければ汗をかき、風邪をひけば熱が出ます。恐怖を感じれば体が硬直し、安心だと感じればからでもリラックスし、弛みます。
これの反応はいわゆる自律神経の働きによりますが、病気を治していくのも、肩こり腰痛を改善していくのも、この時期自律神経の働きによるところが大きく、つまり、この働きを利用していくことが重要となってくるわけです。

この場合、力任せに強い力で押したり揉んだりすると、体は恐怖を感じ自己防衛のために体を緊張させ、硬くさせます。これでは筋肉を緩まりませんね。
それよりも弱い力で、優しく、体が安心を感じるように触っていくと、リラックスして緩んで行きます。
この緩んでいく反応を手などで感じ取り、その強弱を加減し、繰り返していくのです。

3、体の反応にも大きく分けて2種類

体を緩めていく方法や技術はたくさんあります。数え上げたらきりがないくらいなので、ここでは最も多く使われる代表的な技法の中から2つをご紹介いたします。

3−1、米粒のようなピンポイントの狭い範囲の場合

指先をやや強めに押し当て、その存在を確認し、さらにやや痛いかな?と思われるところまで圧迫をします。数秒すると緩んでくる感覚が出てきますので、少しずつ圧迫を緩めていきます。するとさらに緩んでいきます。決して力技ではありませんので、体を壊すリスクはほぼゼロだと言って良いでしょう。
この「米粒のような凝り」がなかなか曲者で、非常に繊細な指の感覚が必要です。さらに十分に緩むまでこれをモニターし続けると言う集中力も必要です。

3−2、深部筋のように広範囲な場合

この場合も少し強く圧迫し、その存在を確認することが必要ですが、やりすぎると逆効果になりやすい繊細な部分です。
なるべく指で圧迫せず、ソフトにふわっと触るようにして、こちら側の呼吸に集中し
ていると、そこの広範囲な部分全体が緩んできます。こちらの場合も繊細な感覚が必要ですし、それをやり続ける集中力も必要なのは言うまでもありません。


当然のことながら、これらができるようになるまでは数年から数十年の修練が必要で、師から教えられても、その感覚がなかなか掴めずに苦労したものでした。
武術の世界では「筆舌に尽くしがたい」と言う表現がよく使われますが、我々の世界でもまさにこのようなシーンが多々ありますね。

なお、当院ではブログの最初の方にアップしています「働く女性応援キャンペーン」を実施中です!

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