40代男性なのですが、違う症状で来院されていました。そちらが良くなったので、「実はこういうことで困っていまして・・・」

それから、また治療がさらに続行しました。

パニック障害と私診断したわけではありません。遠方にこの方のかかりつけ医がいらっしゃって、大改善したあと受信し、「え、@@さんってパニック障害だよね・・・。そろそろ別の病院を紹介しようと思っていたけど、何で良くなったの?」と言われたそうです。ということは診断名を告知してないだけで、その先生は診断していたのですね。

患者さんから「先生!、朗報です!」と嬉しいそうに報告をいただいたのは、物理的に指などで圧迫を加える指圧マッサージ的な手技から、手当ヒーリングのような「気のエネルギー」を活性化し、流通を良くする手技に少しづつ変更していって数ヶ月後のことでした。

この方はパニックの症状が良くなっただけでなく、仕事のストレスも対人関係も、披露の回復度合いも、多くのことが改善されたと喜んでいらっしゃいました。

しかし、実を言うとこれは私の治療だけではありません。患者さんが「普段、どのようなことをしたら良いんですか?」と聞かれましたので、いろいろとアドバイスしました。その中でも瞑想を続けたようです。ご自分の健康法に取り入れ、毎日数分ずつ継続されたそうです。

ここまで改善するのに、「良くなりました!」「全然ダメです・・」など、山あり谷ありでしたが、その度に私は話を聞き、アドバイスをしてきました。

私もこのケースからとても多くのことを実地に学んだと思います。そのほとんどが医学書やテキストに書いていないことでした。しかし、一緒に手技療法を学んだ仲間や先輩、師匠が言っていたことは「こういうことだったんだな」と再認識もできました。

一言で表現するならば「背骨は、その周辺の筋肉の強張りなどの状態は重要な要素である」ということです。しかし、「ここまで背骨の歪みや筋肉のこわばりが影響するものなんだ」ということと「人間の体って、一朝一夕ではないんだな。木の年輪みたいなんだな」と強く再認識もしました。

早く治したい、早く良くなりたい。それは誰もが同じですが、長年積もり積もったものを、そう都合の良いことばかりを許しくてくれない。

「私のことをじっくり見つめてよ!」「もっと考えてよ!」「もっといたわってよ!」そう体の持ち主に主張しているかのようにも感じました。

長年、こき使ってきたにもかかわらず、ちょこちょこと何かを飲ませ、少し揉んだぐらいにして「ほら、もっと稼げ!もっと動け」というご主人をあなたはどう思いますか?