70代 女性  無職

この患者さんは以前、腰痛で通院されていました。
その腰痛も大幅に改善されて数日たったある日のことです。

この日も治療日で家族の方に車で送られて来院されました。
「調子が良いです!」と言うのかな?と期待してましたが・・・

「今度は右ひざが痛くなりました」内心(「えっ!」)
数日前、歯医者さんへ行ったとき、そこの階段を上り下りした時から・・・だそうです。

それからと言うもの右ひざのお皿の下の内側の一点だけが痛くて、歩くのも大変なんだそうです。
試しにベッドに腰かけてもらい、その状態から立ってもらうと「いてて・・やっぱり痛い」
ビリっズキッとくる鋭い痛みです。そしてその部分だけ圧痛があります。

ピンっと思い当たることがありました。
以前ネット等で調べていたことがありますが、それは疲労骨折です。
そこまで行かなくても微細な骨折と良く似ています。というかその症状そのものです。

私はそれを疑い、「一度整形外科に行って、診てもらったほうがいいですよ。もし骨折だったら施術しても治らないと思いますから」と勧めました。
が、その患者さんは「先生、お願いします。」と食い下がります。
もう一度、整形外科受診を勧め、効果はあまり期待できないことを再度説明した上で治療に入りました。

さて、患者さんからの了解も得ましたので、検査と施術に入りました。
なすべきことは行いました。

治っていることは全く期待していませんでしたが・・・・
患者さんは「そこは痛くない、そうやっても痛くない」と先ほどまで連発していた痛みが全くなくなったのです。
これにはお互いびっくりでした。

数日後、別の部分の治療のとき、改めて聞いてみましたが「全然痛くない」そうです。
原因は微細骨折なのかどうかハッキリしなかったのですが、とても嬉しく思ったケースのひとつでした。