70代女性 無職(畑仕事等)

【状況】
昨年12月下旬、近所(といっても100mぐらい離れている)に急いで届け物をしようとして、全力で駆け足した。
その晩から両方の腰から股関節から膝・足首と下半身全部病み、歩けなくなった。
それは数日で回復し、歩けるようになったが、痛みは治らない。

整形外科を受診するが特に異常はないということだった。

【背景】
普段から走ったりの運動をする習慣がない。
また、運動に耐えうる柔軟性がなく、年齢的なものもあろうが、体がかたい。

【当院の検査と判断】
歩く姿は普通に見えるが、体の回転・屈曲動作、膝の屈伸動作はぎこちない。
触診すると、背中・腰・下半身全部の筋肉が鉄の棒のように硬直している。

普段から運動しているような健康体の人にはあまり負担にはならないが、この患者さんには相当な負担になったようである。
何気に物を取ろうして激痛のぎっくり腰になる人がいるように、体が普段から硬い人(自覚症状がなくても筋肉が強張っている)人は、致命的な負担となることが多い。

【当院の施術】
自然形体療法により筋肉のこわばりを緩める。
必要に応じて他の治療法を用いる。

【経過】
2~3か月のスパーンで考えてもらう。
最初の1か月は週3回。それ以降は状態を観察しながら週2回ぐらいを見込む。

初回の施術で歩くのが楽になったという。

途中、畑仕事や自宅近くの坂を上り下りを繰り返したことで、少し症状がぶり返したが、それを除けば順調に改善して行った。

やはり・・というか、痛いというポイントが変わっていくごとに、良くなっていき、それがだんだん縮小・軽減されていくごとに、患者さんの普段の動きも良くなり、ついついシップに手を出すこともなくなっていった。

約2カ月で大幅に改善し、通常の生活には支障なくなり、患者さんも満足できる状態になったので、相談の上、これで継続施術を終了とした。