当院に何回かご来院されているお母さんがお子さんを連れてこられました。
お子さんはへっぴり腰で変な歩き方をしています。
痛そうです。
「足首が痛いと言っているんですけど、何でしょうか?先生のところでいいのでしょうか?それと病院がいいのでしょうか?」

「何か思い当たることがあるんですか?」

「先週から小学校でマラソン大会の練習があって、走っているんです。ただ、今日から、新しい靴に変えたばっかりなんですけど。」

「ん~、ま、とりあえず調べてみましょう」

この話のやり取りからすれば、「靴擦れ?」かもしれません。
しかし、単純にそう思い込んでしまうと、もし別な原因だった場合、そこから抜け出せなくなる可能性があります。

なので、腰椎か?骨盤か?胸椎か?ふくらはぎか?皮膚の問題か?足のアーチの問題か?・・・・様々な要因を考えながらも、先入観を持たないように入念に調べていきます。

いくつか問診し、検査し、触診し・・・それらを総合した上で、自分の手の感覚で答えを絞ります。

「ん!分かりました!」

ふくらはぎの緊張・こわばりに問題がありました。

ふくらはぎと他の関連部分の施術をすると、立ち方・歩き方も普段どおりの正常な状態に戻りました。
お母さんも「あ、普通に立ってる!」

新しい靴に慣れていなかったのが原因だったようです。しかもその靴は慣れていた靴より踵の部分が幾分高いのだそうです。
体は微妙に反応するものです。
慢性症状ではないし、本人の動きも問題ないようだったので、この1回で終了となりました。