成長期の子供に発症しやすい「オスグット病」。正式名称はオスグット・シュラッター病といいますが、中にはこの病名を初めて聞いた方もいらっしゃると思います。現在、激しいスポーツや部活動を行っている成長期のお子様がいるご家庭は、ぜひご覧ください。
オスグット病とは
小学校高学年~高校生の子供に発症しやすく、膝下にかけて痛みを伴う症状のことをいいます。特に、思春期の男の子に多く、バスケット・サッカー・バレーなどで飛んだり、走ったり、ボールを蹴ったりするスポーツを定期的に行っている子供は注意が必要です。オスグット病が子供たちに発症しやすいのは、身体機能に原因があります。成長期の子供にとって、体を鍛えて筋肉をつけることは重要です。しかし、子供の体はまだ発達段階にあるため、デリケートに作られています。走る・蹴る・飛ぶなどの動きを繰り返し行うことで、さらに強い負担がかかり痛みが発生してしまうのです。
オスグットの症状の特徴
オスグットの症状は、子供たちによって様々ですが、その中でも代表的な特徴をご紹介します。
- 普段は何ともないが、スポーツをした時だけ痛みを感じる
- 正座した時に膝が痛む
- 膝の下部が腫れている
- 膝を曲げると、膝の下部に痛みがある
上記のような症状がある方は、オスグット病を発症している可能性が高いです。痛みをそのまま放置すると歩行が困難になる恐れもありますので、症状が悪化する前に整体院や病院に行くことをおすすめします。「成長期の子供にはスポーツで鍛えるのが一番!」と考えるご両親は多いと思います。しかし、成長過程のお子様の体に無理は禁物です。十分に休養する時間を設けながら、楽しくスポーツを行いましょう。
当院は、大船渡にある整体院です。体に負担をかけることのないよう、1回あたりの施術時間も15分~20分前後を目安としています。上記で紹介したオスグット病はもちろん、首や背中の痛み、骨盤の歪みなどあらゆる症状にお悩みの方は、お気軽にご相談ください。